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〒879-1506 大分県速見郡日出町3884番地15

                                  

会長あいさつ

 この度、前任の鈴木会長の後を受けて速見郡杵築市医師会会長に就任いたしました佐藤素生(さとうもとお)と申します。
令和2年の初めには思いもしなかったウィルスのパンデミックが広がり、世界では日に二十数万人の感染者が出ました。このパンデミックに加え近年大きな災害があちこちで見られるようになりました。洪水、台風
地震、津波、火山の噴火に加え食糧危機、紛争や戦争まで囁かれるようになったと感じます。そして今年(令和2)も梅雨の雨が大雨となり、
とうとう先日の集中豪雨は令和2年7月豪雨と名付けられました。当医師会にも全長30Kmにも満たない小さな2級河川の八坂川が流れておりますが、御多分に洩れず度々氾濫を起こします。令和2年7月豪雨の時
八坂川沿いの国道10号線には水があふれ、川の水位はもう少しで道路に達しそうで、朝 車で通行する際には徐行せざるをえませんでした。
八坂川といえば、山香町を流れる龍頭という地名の場所に龍頭橋
(りゅうずばし)という沈み橋がかかっています。この龍頭橋は現存する沈み橋の中で日本最古のものです。以前はこの八坂川のもっと下流に架かる永世橋(ながせばし)が最古でしたが、2004年9月29日の台風21号により流失してしまったことはご存じの方も多いかと思います。また、八坂川の河口付近の錦江橋が最近架け替えられました。

 自然は災害をもたらしますが、よく考えれば生活のため人が川の近くに住み、温泉のため人が火山の近くに住むのではないかと考えられますコロナウィルス感染症にしてもウィルスの世界に人類が入り込んだのかもしれません。とは言っても、人類に不都合なことはなんとか乗り越えたいものです。人が近づかない思い切った対策が最良かもしれませんが医療、介護に従事する我々としては近づかないわけにはいきませんので可能な限りの対策や治療を関係機関とともに未来を見て粛々と行っていこうと存じます。また、地域の皆さまに寄り添い、地域の医療を守っていくことができる医師会でありたいと思います。

                       会長 佐藤 素生

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